ここでは、高知県の四万十市から愛媛県の松野町までを結ぶ「国道381号線」のツーリングルートを紹介します。
全長約90kmで、日本最後の清流と呼ばれる四万十川に沿って走る自然豊かなルートです。
カーブの多い山道と川沿いの穏やかな道が交互に現れ、四方の緑と清流が楽しめます。
おすすめ走行区間
特におすすめの区間は、四万十市(中村)〜江川崎駅周辺です。
四万十川に寄り添うように続くワインディングは、木漏れ日と川の音が心地よく、絶景も広がります。
一方で、道幅が狭い区間や対向車に注意が必要なカーブも多いため、慎重な運転を心がけてください。
道の状態・安全に関する注意点

道幅はおおむね5〜6mですが、場所によってはすれ違い困難な細道になります。
速度制限は40〜50km/hが多く、見通しの悪いカーブも多いため、安全第一で走行しましょう。
原付・小型バイクも多く利用していますが、トンネル内や狭小区間では特に注意が必要です。
立ち寄りスポット

- 展望台:佐田の沈下橋周辺(川のすぐそばを走る道から橋を一望)
- 有名スポット:岩間の沈下橋(映画やCMにも登場、四万十川の象徴的な橋)
- 道の駅:道の駅よって西土佐(地域食材・四万十ポーク丼などが楽しめる)
- グルメ:四万十うなぎや、青のり天ぷらを地元の食堂でぜひ!
料金・レンタル情報
国道381号線は全線無料です。
レンタルバイクは、四万十市中村駅周辺で125cc〜大型バイクが1日6,000円〜利用可能です(要予約)。
ベストシーズン・気候

4月〜6月、9月〜11月がツーリングに最適なシーズンです。
春は新緑、秋は紅葉と川霧が美しく、走る楽しさが倍増します。
夏は気温が高くなるため、熱中症と路面温度に注意しましょう。
飲食・休憩スポット

途中には、川沿いの食堂「四万十屋」や、ログカフェ「カヌー館カフェ」などもあり、
自然を感じながら休憩できます。地元グルメやスイーツも充実しています。
ツーリングプラン例

- 日帰りプラン:四万十市 中村駅 → 江川崎 → 岩間沈下橋 → 戸ヶ崎展望台(約4〜5時間、休憩含む)
- 一泊プラン:四万十市泊→ 翌朝に川遊びやカヌー体験 → 松野町の滑床渓谷を観光
交通アクセス

スタート地点の四万十市へは、JR予土線・土佐くろしお鉄道中村駅が最寄り。
高知市内から車で約2時間半。バスも運行しています。
※ 中村駅前にレンタルバイク店あり