国道299号 麦草峠(むぎくさとうげ)は、長野県茅野市と佐久穂町を結ぶ山岳道路です。標高2,127mと、国道としては日本で2番目に高い峠道です。「メルヘン街道」とも呼ばれ、白樺林や高原の景色が広がる人気ルートです。
おすすめ走行区間
茅野市から佐久穂町へ向かう区間がおすすめです。白樺林や高原の風景が続き、特に夏は涼しく快適です。秋はカラマツの紅葉が美しく、白駒池周辺では散策も楽しめます。
道の状態・安全情報

全線舗装済みで普通車の走行は可能ですが、急カーブや傾斜が多く、道幅が狭い区間もあるため注意が必要です。標高が高く気温差が大きいため、防寒対策も必要です。冬季(11月~4月頃)は通行止めになります。
立ち寄りスポット

白駒池は駐車場から徒歩約15分でアクセスでき、静かな森に囲まれた湖です。八千穂高原自然園では高山植物や森林浴が楽しめます。メルヘン街道展望台では周囲の山々が一望できます。
グルメ情報

茅野市や佐久穂町周辺では信州そばが有名です。高原エリアにはログハウス風のカフェもあり、ハンバーグやカレーが人気です。道の駅では高原野菜の直売もあります。
料金・アクセス情報
通行料金は無料です(国道のため)。中央道「諏訪IC」から茅野市経由で約1時間、上信越道「佐久南IC」から佐久穂町経由でも約1時間です。冬季通行止めに注意が必要です。
ベストシーズン・気候

6月から10月がベストシーズンです。夏は涼しく、避暑地として最適です。10月上旬の黄葉は特に美しく、カメラ好きにも人気です。朝晩は冷えるため、上着を持参すると安心です。
ツーリングプラン例

諏訪市から茅野市を経て国道299号に入り、麦草峠を越えて白駒池で散策。八千穂高原を楽しみ、道の駅浅科で休憩して佐久南ICから帰路へ。自然を満喫できる日帰りプランです。