ルート概要
仁田峠循環道路(にたとうげじゅんかんどうろ)は、長崎県雲仙市の雲仙温泉街から仁田峠を経由して普賢岳を望む、全長約10kmの観光道路です。
雲仙天草国立公園内に位置し、春のミヤマキリシマ(ツツジ)や、秋の紅葉シーズンには特に人気のドライブスポットです。
この道は一方通行の「循環道路」となっており、雲仙温泉側から入って仁田峠を巡り、また元の道に戻るように設計されています。
おすすめ走行区間
雲仙温泉 → 仁田峠駐車場(ロープウェイ乗り場)
- 山肌を縫うように走るワインディングが続きます。
- 高度が上がるにつれて、雲仙岳の雄大な姿や有明海の遠景も楽しめます。
駐車場からは「妙見岳ロープウェイ」で、さらに標高の高い展望地へアクセス可能です。
道の状態・安全情報
- 全線舗装済。幅員は狭めで、急カーブが連続。
- 観光シーズン(春・秋)は交通量が多く、渋滞することも。
- 冬期(12月~3月)は積雪・凍結により通行止になることがあります。
※この道路は 二輪車通行禁止 となっており、バイクでは走行できません。
立ち寄りスポット
- 仁田峠展望所:普賢岳や平成新山の眺望が絶景。
- 妙見岳ロープウェイ:空中散歩でさらなるパノラマへ。
- 雲仙地獄:温泉街近くにある、湯けむり立ち上る自然の景観地。
グルメ情報
- 雲仙名物「具雑煮」や「地獄蒸し料理」が人気。
- 地元産のジャガイモや卵を、温泉の蒸気で調理する体験もおすすめ。
料金・アクセス情報
- 仁田峠循環道路は 通行無料。
- 車で:長崎自動車道「諫早IC」から約1時間30分。
ベストシーズン・気候
- 5月:ミヤマキリシマが山をピンクに染めます。
- 10月〜11月上旬:紅葉が見頃。
- 夏は涼しく、避暑地としても人気です。
ツーリングプラン例(※車限定)
日帰りドライブ(長崎市発)
長崎市 → 諫早 → 雲仙温泉 → 仁田峠循環道路 → ロープウェイ → 雲仙地獄 → 雲仙温泉入浴 → 諫早経由で帰路(所要:約6〜7時間)