海峡ライン

ルート概要

海峡ライン(国道339号)は、青森県・津軽半島の今別町三厩から中泊町、五所川原市方面までを結ぶ、全長約67kmの海沿いルートです。
津軽海峡や日本海を一望する絶景の中を走ることができる、北東北屈指のツーリング&ドライブコースです。中でも「竜泊ライン」と呼ばれる竜飛崎〜小泊の区間は、特に人気の高い名物ルートとなっています。

険しい海岸線と深い山、そして港町の風景をつなぐこのルートは、「最果て感」と「風景の変化」が魅力です。

おすすめ走行区間

三厩 → 竜飛崎 → 小泊 → 中里(中泊町) → 五所川原(約67km)

  • 前半の三厩〜竜飛崎はワインディングが続き、海と断崖を見下ろすダイナミックな景観。
  • 中盤の**竜飛崎〜小泊(竜泊ライン)**は絶景ワインディングが続き、津軽海峡や北海道を遠望。
  • 後半の小泊〜五所川原方面は田園と里山の中を抜ける、落ち着いた田舎道となります。

アップダウンとカーブが連続する道ですが、変化に富んだ風景が飽きさせません。

道の状態・安全情報

  • 全線舗装済み。
  • 竜泊ライン区間は道幅がやや狭く、急カーブ・急勾配が多いです。
  • 冬季(11月上旬〜4月下旬)は積雪・凍結のため通行止めになる区間があります(特に竜泊ライン)。
  • 夏〜秋は濃霧に注意。

立ち寄りスポット

  • 竜飛崎灯台・展望台:津軽海峡の大パノラマが楽しめる絶景スポット。
  • 階段国道(国道339号):歩行者専用の“国道”として話題の珍名所。
  • 道の駅みんまや「竜飛岬」:地元グルメや観光案内が充実。
  • 小泊の海辺の漁村風景:小さな港と集落が広がり、静かな雰囲気が魅力。
  • 十三湖(じゅうさんこ):後半区間にある汽水湖。夕日が美しく、しじみが名産。

グルメ情報

  • 津軽海峡の海鮮料理(ウニ、アワビ、イカなど)
  • 小泊や十三湖のしじみ料理
  • 郷土料理:いがめんち、じゃっぱ汁、津軽そばなど

料金・アクセス情報

  • 通行料金:全線無料(国道339号)
  • 最寄りの都市は青森市または五所川原市
    • 青森市内から三厩まで車で約1時間半
    • 五所川原〜小泊までは約1時間半

ベストシーズン・気候

  • 5月〜10月がベストシーズン
    • 初夏:緑が映える快走路
    • 夏:海と空の青さが広がる最高の絶景
    • 秋:紅葉ドライブもおすすめ
  • 冬季は一部通行止になるため注意(特に竜泊ライン)

ツーリングプラン例

日帰りプラン(青森市発着)
青森市 → 今別 → 竜飛崎 → 小泊 → 十三湖 → 五所川原 → 青森市戻り(所要 約6〜7時間)

一泊プラン
竜飛崎または小泊に宿泊し、翌日は白神山地や秋田方面へのロングツーリングも可能。