ルート概要
石鎚スカイラインは、愛媛県西条市の面河渓(おもごけい)から土小屋(つちごや)までを結ぶ、全長約18kmの山岳ドライブコースです。
標高差は約850mあり、四国最高峰・石鎚山(標高1,982m)の中腹までを登るルートです。
途中には渓谷やブナ林、滝など、四季折々の自然が広がり、特に秋の紅葉シーズンには多くの観光客やライダーが訪れます。
おすすめ走行区間
面河渓を出発して、山を登る区間すべてが見どころです。
ワインディングロードを進むにつれ、原生林や谷間の清流、断崖などが次々と現れます。
終点の土小屋からは、天気が良ければ石鎚山の頂上が見える絶景スポットです。
道の状態・安全情報
- 全線舗装されていますが、急カーブ・急勾配が多く、道幅が狭い場所もあります。
- 観光シーズン中は対向車・観光バスに注意。
- 落石注意区間もあり、特に雨天時は慎重な運転が必要です。
- 冬季(例年11月下旬〜4月頃)は積雪・凍結のため通行止めになります。
立ち寄りスポット
- 面河渓(おもごけい):清流と奇岩が美しい渓谷。遊歩道も整備されています。
- 土小屋テラス:展望デッキ・売店・休憩所あり。石鎚登山口でもあります。
- 白猪の滝(しらいのたき)(近隣):落差約96mの名瀑。冬は凍結して氷瀑に。
グルメ情報
- 面河渓の周辺では、地元産の「石鎚そば」や山菜料理が楽しめます。
- 土小屋テラスの売店では軽食・おにぎり・地元特産品も販売。
- 秋には道沿いの直売所で栗やきのこ、柿など山の幸も。
料金・アクセス情報
- 通行料金:無料(かつては有料でしたが、現在は無料開放されています)
- アクセス:
- 松山市から国道33号 → 面河方面へ(約1時間45分)
- 高知県側からもアクセス可能(瓶ヶ森林道・UFOライン経由)
- 駐車場:面河渓・土小屋ともに無料駐車場あり(繁忙期は混雑)
ベストシーズン・気候
- 春(5月):新緑がまぶしい季節。気温は涼しく快適。
- 夏(6月〜8月):山の中は涼しく、避暑地としても人気。
- 秋(10月中旬〜下旬):紅葉の見頃。渓谷も山肌も色づき、絶景の連続です。
- ※通行は4月中旬〜11月中旬まで。冬季は通行止めになります。
ツーリングプラン例
日帰りツーリング(松山発)
松山 → 国道33号 → 面河渓で渓谷散策 → 石鎚スカイライン → 土小屋テラスで展望・休憩 → 余裕があれば瓶ヶ森林道をドライブ → 松山へ帰路
(所要時間:約6~7時間)