比叡山ドライブウェイ

ルート概要

比叡山ドライブウェイは、滋賀県大津市と京都市左京区を結ぶ有料観光道路で、比叡山の中腹から山頂近くまでアクセスできます。
全長は約8.1kmで、「田の谷峠ゲート」から「比叡山山頂」へと続いています。
さらに延長する「奥比叡ドライブウェイ」(全長約11km)を合わせると、比叡山一帯をぐるりと巡ることができます。
沿道からは琵琶湖や京都市街を望むことができ、ドライブと展望の両方が楽しめます。

おすすめ走行区間

「田の谷峠ゲート」から「夢見が丘展望台」までは、琵琶湖を見渡す絶景が続く人気の区間。
カーブを曲がるごとに広がる風景が変化し、ドライブの楽しさを実感できます。
さらに進むと「ガーデンミュージアム比叡」や「比叡山延暦寺」などの観光スポットにアクセス可能です。

道の状態・安全情報

全線舗装されており、整備も良好。
幅員も充分にあり、普通車やバイクでの走行は快適です。
一部急カーブや勾配のある区間もあるため、下り坂ではスピードに注意。
天候により霧が発生することがあり、特に早朝や夕方は注意が必要です。
冬季(12月中旬〜3月下旬)は積雪による通行止めの可能性があります。

※125cc以下のバイク、自転車は通行不可。126cc以上のバイクは通行可能です。

立ち寄りスポット

  • 夢見が丘展望台:琵琶湖のパノラマビューが楽しめる絶景スポット
  • ガーデンミュージアム比叡:花とアートが融合した庭園美術館(有料)
  • 比叡山延暦寺:世界遺産にも登録された天台宗の総本山
  • 奥比叡エリアの展望台:静かな雰囲気でのんびり休憩できる穴場スポットも

グルメ情報

夢見が丘やガーデンミュージアム内には、軽食やスイーツが楽しめるカフェがあります。
また、比叡山延暦寺周辺では精進料理やゆば料理を提供する食事処もあります。
滋賀側の麓には、琵琶湖の名産を使ったレストランやカフェも点在しています。

料金・アクセス情報

【通行料金(比叡山ドライブウェイのみ)】

  • 普通車:往復 約1,800円(季節・区間により変動あり)
  • 二輪車(126cc以上):約1,400円〜

※奥比叡ドライブウェイを含めた通行の場合、別途料金が加算されます。

【アクセス】

  • 京都市内から:白川通今出川交差点 → 田の谷峠ゲート(約30分)
  • 滋賀方面から:琵琶湖西縦貫道路 → 奥比叡入口 → 奥比叡ドライブウェイ経由
  • 駐車場あり(夢見が丘、延暦寺、山頂エリアなど)

125cc以下のバイク、自転車は通行不可。

ベストシーズン・気候

おすすめの季節は春(4〜5月)と秋(10〜11月)。
春は新緑が美しく、秋は比叡山一帯が紅葉に包まれます。
夏は京都市街より気温が低く、避暑にも適しています。
山の天候は変わりやすいため、念のため羽織るものを一枚持参するのがおすすめです。

ツーリングプラン例

京都市内発・日帰りプラン
京都市内 → 比叡山ドライブウェイ → 夢見が丘展望台で休憩 → ガーデンミュージアム比叡を散策 → 延暦寺で参拝 → 奥比叡ドライブウェイ経由で滋賀県側へ → 琵琶湖湖畔で食事 → 帰路へ
所要:約5〜6時間