竜泊ライン

ルート概要

竜泊ラインは、青森県北西部の龍飛崎(外ヶ浜町)と小泊(中泊町)を結ぶ、国道339号の約20kmにわたる絶景の海岸山岳ルートです。日本海を見下ろすワインディングロードで、「日本の道100選」にも選ばれています。

標高差や急カーブが多く、ツーリング好きのライダーにはチャレンジングで爽快な走行が楽しめる道として人気です。道中には展望スポットも多数あり、特に「眺瞰台(ちょうかんだい)」からの景色は圧巻です。

おすすめ走行区間

龍飛崎 → 小泊(または逆)約20km

  • 崖上のくねくね道が続き、視界が開ける場所では日本海と津軽半島の山々が一望できます。
  • 高低差が激しいため、登りと下りで風景の印象がまったく異なり、往復もおすすめ。

道の状態・安全情報

  • 全線舗装済みで、1.5〜2車線の山道です。
  • 見通しの悪いカーブや急な坂道が続くため、スピードは控えめに。
  • 路面に落石や落ち葉があることもあるので注意。
  • 冬季(11月中旬〜4月下旬頃)は通行止めとなります。

立ち寄りスポット

  • 龍飛崎灯台:津軽海峡を望む白亜の灯台。北海道が見える日も。
  • 階段国道(国道339号):車が通れない珍しい階段の国道。写真スポットとして人気。
  • 眺瞰台:竜泊ライン随一の展望台。日本海と小泊の集落が一望できます。
  • 小泊漁港:海産物直売所などもあり、立ち寄りにぴったり。

グルメ情報

  • 龍飛崎周辺:ウニ丼やホタテ焼きなど、津軽海峡の新鮮な海の幸が味わえます。
  • 小泊地区:漁師町ならではのボリュームたっぷりな海鮮丼が人気。
  • 地元の食堂では「いがめんち」など津軽の郷土料理もおすすめ。

料金・アクセス情報

  • 竜泊ラインは無料で通行可能です。
  • アクセス拠点は五所川原市や青森市。車・バイクで1.5〜2時間ほど。

ベストシーズン・気候

  • ベストシーズン:6月〜10月
     - 夏は涼しく、海と緑のコントラストが美しい季節。
     - 秋は紅葉に染まる山肌と日本海のコバルトブルーが映える絶景が広がります。
  • 冬季は積雪と凍結のため通行止め。

ツーリングプラン例

日帰りルート(五所川原発)
五所川原 → 中泊 → 竜泊ライン → 龍飛崎散策 → 戻り(約5〜6時間)

一泊プラン
中泊や外ヶ浜町に宿泊し、翌日は津軽半島一周または十三湖方面へツーリング継続。