黄金道路

ルート概要

黄金道路(おうごんどうろ) は、北海道の えりも町広尾町 を結ぶ、海沿いのダイナミックな絶景ルートです。全長は約 60km、北海道道34号(襟裳公園線)の一部として整備されています。

この道は、険しい断崖と太平洋に挟まれた難所にあり、建設には莫大な費用と時間がかかったことから「黄金を敷き詰めたようにお金がかかった道」として「黄金道路」と呼ばれるようになりました。

おすすめ走行区間

広尾町 → えりも岬(約60km)

太平洋の波が打ち寄せる海岸線を縫うように走るスリリングなルート。
いくつものトンネルとカーブが連続し、風景が次々に変わります。晴れた日には、断崖と海のコントラストが美しく、特に夕暮れ時は絶景です。

道の状態・安全情報

  • 全線舗装済みで道幅は十分。走りやすいが、風の強い日には横風に注意。
  • トンネルが多く、照明が暗い場所もあるためヘッドライト点灯を忘れずに。
  • 海沿いのため、潮風による路面の塩分も考慮し、定期的なバイク洗車がおすすめ。
  • 冬季は積雪・凍結により走行困難(通行止めになることもあり)。

立ち寄りスポット

  • えりも岬:風の岬として有名。灯台と展望台からの景色は圧巻。
  • 百人浜海岸:太平洋の波と風を感じられるロングビーチ。
  • 広尾サンタランド:日本唯一の“サンタ公認”の町。季節限定イベントも人気。

グルメ情報

  • えりも産昆布:質の高い昆布は出汁にも最適。
  • 広尾の海鮮丼:新鮮なウニやホタテ、サケがたっぷり。
  • **風の館(えりも)**のソフトクリーム:濃厚な味わいでツーリングの休憩にぴったり。

料金・アクセス情報

  • 通行無料
  • 札幌市から広尾町まで車で約4時間、えりも町までさらに1時間ほど。
  • 帯広方面からもアクセス可能(国道336号経由)。

ベストシーズン・気候

  • 5月〜10月が走行に適したシーズン。
  • えりもは風が強く、夏でも肌寒い日があるため、ウインドブレーカーの携行を推奨。
  • 秋には紅葉と海のコントラストも楽しめる。

ツーリングプラン例

1日プラン(帯広発)
帯広 → 広尾町 → 黄金道路 → えりも岬 → 浦河方面へ抜ける周遊ルート(所要 約7〜8時間)

宿泊プラン
えりも町に一泊し、翌日は日高山脈や襟裳国定公園を巡る山岳ルートへ。